和室の活用法

住宅の洋風化が進み、畳の空間が広がる和室が一室もないという家も珍しくはありません。私が以前住んでいた戸建ての住宅にも和室が一室もありませんでした。私の実家には和室が何室かあり、畳の上での生活に慣れていたこともあり、結婚をして住み始めた家に和室がないことに最初は戸惑いさえ感じたほどです。

そんな我が家もついに夢のマイホームを手に入れました。この住宅にはリビングに隣接した和室を設けました。我が家のようにリビングに隣接した和室や、リビングを広めに確保してその一角を和室にしたりとLDKに一体化した和室が多く取り入れられています。LDKと一体感のある和室を設けることで、家族が長時間過ごすリビングにより広さを感じられ、リビングの延長として和室が多目的に使用できるスペースとなるのです。子どもが遊ぶスペースとして、昼寝のスペースとして、時にはリビングと区切って個室にしてお客様の宿泊ルームとして活用させることもできるのです。

以前は完全独立型の和室が主流でした。もちろんお客様の宿泊ルームとして活用することができます。この場合、リビングに隣接した和室よりもお客様にはくつろいでもらえます。テレビの声やリビングからの話し声を気にしなくていいからです。またリビングを見られたくないお客様をお通しする客間としても活用できます。最近の和室に求められることは、洋風空間といかに調和する和室にするかということです。琉球畳を取り入れモダンな雰囲気にする家庭は多いです。和室をどこに設けてどのように活用するかで和室のあり方も大きく変わってくるのです。

土地選び

家造りはまず土地探しから始めるという人も多いで数。自分に合った土地を探すためには、事前に家を建てる目的をしっかり整理しておくことをおススメします。永住するための家をつくるのか、いずれは住み替えるつもりでいるのかによって選ぶ土地は変わってきます。そして新しい家で暮らしの中心となるものは何なのかということも大きく関わってくるので、ここもしっかり考える必要があります。

永住するのか、いずれは住み替えるかというのは意外と結論が出やすいのですが、暮らしの中心が何になるのか、そして土地に求める条件にしっかりと優先順位を決めておくことで土地選びがしやすくなるのです。子育てや仕事という人は多いです。通勤や通学の利便性を重視した土地ということを優先するようになります。高齢者であれば近隣に病院があると安心できます。

そして誰もが求めることでもあると思うのですが、日々の暮らしで欠かすことのできないスーパーや銀行がより身近にあることなども大切です。閑静で治安の良さを求める人もいれば、大型ショッピングモールが近い方がいいという人もいます。これら様々な条件全てを求めると土地を見付けるのは無理な話です。これらの条件の中から最も重要視することを明確にすることで土地選びが格段にしやすくなるのです。

そして気に入った土地が見つかれば必ず、自分の目で確かめるようにしましょう。朝・昼・夜など時間帯を変えて、晴れの日や雨の日など気象条件の異なる日にあらゆる角度から土地を見てみてほしいと思います。その後の暮らしに大きく影響するだけにしっかりと気に入った土地を見付けましょう。

自然素材に囲まれた家

我が家の家造りは家族の健康と共に快適な暮らしを送るということを最重要視しました。最近ではハウスシック症候群で悩まされているという人も少なくありません。せっかく購入した住宅が家族の健康を損なってしまうようでは意味がありません。家族の健康をしっかりと守り、快適な暮らしを送れるマイホームにしたかったのです。

そこで取り入れたのが無垢材の床です。多くの家庭で合板フローリングが取り入れられていますが、これは薄い板を貼りあわせもので、その接着剤に化学物質が含有されていると言います。また合板フローリングは、夏はペタッと張り付いたような感触で、冬は冷たくて裸足で歩くことができません。しかし無垢材の床は感触がいいのです。夏でもサラサラした肌触りで、冬はほのかに温かみを感じられるため一年を通して裸足で暮らしたくなるのです。

また木目の美しさが視覚的に癒し効果に繋がりますし、木の本来の温かみを感じられるのです。また、子ども達が何か落としても気にならなくなりました。小さなキズであれば水を垂らして一晩おいておけば、翌朝には復活しているのです。これは無垢材ならではのことです。

そして壁はクロスを用いられることが多いのですが、我が家は漆喰にしました。漆喰は調湿作用に優れています。室内の水分が多いと吸収し、逆に乾燥していると水分を放出してくれるのです。梅雨時期などジメジメした時は、一歩室内へ足を踏み入れるとカラッとした空間が広がり、冬はお肌に適度な潤いを与えてくれるので女性にとっては嬉しいものです。また人体に悪影響を与えるホルムアルデヒドを吸着してくれる働きもあるので、健康という観点からも安心できます。自然素材に囲まれ健康を維持でき、快適な暮らしを送れています。

ママのワークスペース

最近ではママのためのワークスペースを間取りに取り入れる家庭が増えてきました。家事の仕事は立って行うばかりではありません。家計簿を付けたり、裁縫したりとデスクワークをすることもあります。このような時にママのためのワークスペースがあると便利です。

私は家事や育児の合間を縫ってパソコンを使い仕事をしています。今まで住んでいた住宅にはママのためのワークスペースなどなく、食事をするダイニングテーブルでパソコンを利用していました。食事をするのも、パソコンで仕事をするのも同じだったため、食事の度に片付けなければいけませんし、生活にメリハリもつきません。

新居にワークスペースを設けたことでパソコンでの仕事も円滑に進められるようになりました。キッチン横にこのワークスペースを設けたことで、家事の合間の時間にサッとパソコンを開き仕事をしたり、夕飯のレシピ検索をしています。またちょっとコーヒーを飲みながら休憩する場所としても最適です。私はこのワークスペースで洗濯物をたたんだり、裁縫をしたり、家計簿をつけたり、パソコンを利用したりと今ではこのスペースが無くてはならないスペースとなっています。

パソコンやスマホを充電するのでカウンター上部にコンセントを設置しました。パソコン関連用品や子ども達の幼稚園の書類をしまえるように、カウンター上部には扉付きキャビネットを設け、カウンター家具にはオープン棚を設けました。これらの収納スペースがあることでカウンターの上をスッキリと片付けられて、家事の合間の休憩もゆっくりとできます。ママが主婦として頑張るにはこのようなスペースがあると励みになると思います。

リビング収納

リビングは家族が長時間共に過ごす大事な空間です。家族みんながリビングで色々な過ごし方をします。家族みんなが集まる場所でもありますし、家に遊びに来たお客様をおもてなしする場所でもあるだけに物が集まってしまうのも事実です。収納を充実させた家にしたいと家造りをするほとんどの人が感じることなのですが、意外とリビング収納は見落とされがちなのです。人が集まるリビングこそ収納スペースを充実させ、物が散らかりにくく物がきちんと片づけられるリビングにしましょう。

そこで我が家はテレビボードの後ろに回遊できるリビング収納を設けました。家族みんなで共有しやすくなりますし、物がスッキリと片付けられ、リビングのインテリアも一層際立つのです。リビングで散らかりやすい物は、着ていた上着や持ち歩いたカバンです。ソファや床にいつまでも置きっぱなしになっている光景をよく目にしませんか。上着を一時置きできるようにこの収納スペースにはコートクロークを設けました。可動オープン棚を造り付け収納する物に合わせて棚の高さをアレンジし、デッドスペースを生みにくくしています。

回遊できることで動線にもスムーズで家族みんなが使いやすさを実感できるのです。また目に入ると生活感を感じてしまう日用品もここに収納しておくことができます。リビングからはそれらが全く目に入らずインテリア性を損なうことはありません。突然の来客時でもこのような収納スペースがあればサッと片付けられ主婦の大きな味方となります。収納スペースを充実させるのであれば、まずは家族が長時間過ごすリビングの収納を充実させるべきなのです。

ダイニングを和室に

先日新築住宅が完成した親戚宅に遊びに行きました。その住宅には将来を見据えた家造りを行っていました。それはダイニングを小上がりにして和室にしていたのです。親戚は将来的に旦那さんのご両親とこの住宅で共に生活するのです。みんなで食事をする時間を大切にしたいと、広々としたダイニングに畳を敷きつめ、高齢者のご両親がゆっくりとくつろぎながら食事を楽しめるようにしたのです。

小上がりにしたことで掘りごたつを設けていました。足腰の弱っている高齢者にとって畳で正座をするのは体に大きな負担となります。しかし掘りごたつであれば足をゆったり伸ばして食事ができるので、体に負担が全くかかりません。そのまま横にゴロンと横になれるので最高の居場所にもなります。オープンな空間が広がっているので、リビングのソファに座れない時はこの段差が便利な腰掛スペースにもなるので便利です。また畳下に生まれるデッドスペースを活用して収納スペースを設けていました。

ダイニングに畳と聞くと一見不思議な感じがしますが、実際にこの光景を見ても全く違和感なく、むしろダイニングを和室にするのはいいなと感じました。我が家はリビングの延長上に和室を設けました。我が家も小上がりの和室にしました。小上がりにした和室にはパソコンスペースを設けてその部分は足がゆったり伸ばせるようにしました。親戚宅のアイデアを活かして最高の和室を設けることができました。

和室をどこに設けるか、和室をどのように活用させたいかで和室の印象が大きく変わってきます。ダイニングを和室にするのも食事をする時間がより楽しいものになりそうです。

中二階スペース

階段途中に設けられる中二階スペース。モデルハウスでこの空間を見てから我が家にもぜひこのような空間が欲しいなと思うようになりました。階段は一階と二階を行き来するために必要なものという考えしかありませんでした。しかしその通路の途中に多目的に使用できる空間を設けることで、特別な時間を過ごすことができるようになるのです。

ポイントは一階からこの中二階スペースがしっかり目が届くことです。このようにしておくことで、子ども達が遊ぶスペースや勉強するスペースとして利用できます。キッチンで家事をしながら中二階スペースで遊ぶ子どもの様子にきちんと目が行き届くことで子育てのしやすい家にもなります。ここを子どもスペースとしてだけ利用するのではなく、空間にぴったりのカウンター一つ設けておけば、パソコンをしたり、仕事をしたり、家事をしたりと大人が使用する空間としても利用できるのです。

中二階スペースは一階との繋がりを感じながらも個室のような感覚も得られるため、仕事や家事を集中して行える空間にもなるのです。リビングにいる子どもの様子も気になる時にサッと確認できるので安心してそれぞれの時間を過ごせるのです。また子どもが成長するにつれ二階の部屋で過ごす時間も増えてきます。この時でも中二階スペースで過ごす時間は、二階で過ごす子ども達の気配をより身近に感じられ家族の繋がりを感じやすくなるのです。一階と二階を繋いでくれる階段の途中に多目的に使用できる中二階スペースを設けて、特別な時間を過ごすのもいいと思います。

家造りを成功させるには

一生に一度の大きな買い物となる住宅は、後悔や失敗はできるだけしたくありません。我が家もようやく夢のマイホームを手に入れました。以前とは比べものにならないくらい快適で不満を感じにくい家で生活することができ非常に満足しています。家造りを成功させるには、業者との出会いが一番大事だと思います。

経験豊富で、依頼者に対して親身になって相談に乗ってくれ、様々な提案をしてくれる業者と出会うことで家造りを成功させることができるのです。多いのが、予算をオーバーしてしまったという失敗談。私の周りには住宅に予算がかさみ、最後に行う外構へ費用が回らず自分達でDIYするという人もいます。

住宅は庭や外構を含めて住宅ということを忘れてはいけません。庭や外構をしっかりとしていないと住宅全体にまとまりがなくなり、引き締まりません。我が家が依頼した業者は、予算がかさむ提案をしてきた時には節約できるポイントを同時に提示してくれました。そのアドバイスや提案のおかげで予算内で期待以上の住宅を手に入れることができたのです。大手ハウスメーカーから地元に密着した工務店まで合わせると数多くの業者が存在します。その中から1社を選び出すのは非常に難しいことです。しかし家造りにはこの業者の存在が大きいだけに、しっかりと吟味して、納得した上で依頼するようにしましょう。

まずは大手ハウスメーカーがいいのか工務店がいいのか、予算を踏まえてまたそれぞれの特徴を抑えて、あらゆる角度から業者を見てみて下さい。そうすることで選択肢が狭まり、選びやすくなります。家造りは業者選びが一番のポイントなのです。

子ども部屋

子ども部屋は子どもの成長に合わせて求められる形が変わってきます。我が家の子ども達はまだ4歳の2歳なのでそれぞれの個室を設けても、使用する機会はほとんどありません。我が家のように子どもがまだ小さい家庭では、子ども部屋をそれぞれの独立した空間にするのではなく、広々とした遊び回れる子ども部屋がいいのです。

子どもが小さいと生活の中心は一階です。しかし二階に設ける子ども部屋を走り回れて、のびのびと遊べる空間にすることで、子ども達だけで遊びに集中できる空間が確保できるのです。またお友達が遊びに来た時でもゆったりと遊べる空間があると子ども達も嬉しいでしょう。

我が家の子ども部屋の広さは10帖です。将来的に二部屋に分けた時は5帖ずつの空間になります。5帖ずつに分けた時に空間的圧迫感や閉鎖的な空間に感じないように勾配天井にしました。天井が高いことで開放感を感じ、狭さを感じさせません。また勾配天井を活かしてロフト収納を設けました。子どもの成長と共に増えていく物をきちんと片づけられるようにしたのです。

最初からそれぞれの個室にクローゼットは設けていました。しかしクローゼットだけでは物はしまいきれません。居住スペースに物が散らかるようでは快適な空間は生まれません。物が散らからないように、物が整理できるロフト収納があることでわずか5帖の広さでも快適に過ごしやすい空間となるのです。子どもの成長に合わせて空間を自由にアレンジできるように柔軟な対応ができるようにしておくことが望ましいのです。

ダイニング階段の階段下

住まいを新築する時、大容量の収納を作ることで、住まいの中が片付くと思いがちですが、そうとは限りません。収納したいモノを収納しやすいだけでなく、取り出して使いやすい場所に、適量のスペースを確保するというのが大切です。収納したいモノは、使いたい場所の近くに収納できるように考えると、死蔵することなく、出し放しにすることもありませんから、すっきり片付きます。

私の先輩が住まいを新築した時、憧れのパントリーを作りたいと思っていました。キッチンスペースの隣に1部屋確保して、パントリーにしようと考えていましたが、キッチンスペースをある程度広く取ると、パントリーにスペースを割くことができませんでした。しかし、彼女は料理もお菓子作りも好きなので、材料のストックも必要ですし、道具もたくさんあります。これらの収納をどうしようかと悩んでいたら、ダイニング階段を提案してくれました。

そのダイニング階段の下のスペースを利用して、パントリーを作るようにしてくれました。そのスペースの中に、オープン棚を設置してもらい、かごやプラチックボックスなどで、収納することにしました。確かに、キッチンの隣にパントリーがあれば、かなり便利なのですが、やはり、1部屋というスペースを確保するとなると、どうしても、LDKや水回りを圧迫してしまいます。冷静になって考えて見ると、自分達のように、普通の家族の人数なら、パントリーが広すぎるのではないかと思います。食品庫が全くないというのも困りますので、ダイニング階段の階段下というデッドスペースを利用するというアイディアは最高でした。スペース的にもちょうど良いだけでなく、場所的にもちょうどよく、夏でも、ダイニングスペースにありますから、エアコンが効いて、高温になりすぎないので、収納環境もよいです。